一足先にクリスマス気分を味わいたい!

生活実験室

暮らしをもっと楽しくするためのあれやこれやを西千葉工作室のスタッフが試作してみる生活実験室。

今月紹介するのは、3Dプリンタでつくったクッキー型。

クッキー型と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは、可愛らしいモチーフを抜き型にできるステンレス製のアレではないでしょうか?買ったことはあるけれど?そもそもクッキー型って自分でつくれるの??

ほのかに疑問を抱きつつ、今回も調査スタート!

\もうすぐクリスマス!/

「もうすぐクリスマス。一足先にクリスマス気分を味わいたい!」というスタッフの一声で調べてみると、ネット上には心躍るクリスマスのクッキー型のデータをたくさん発見!せっかくなら美味しいものを食べながら、クリスマス気分を味わおう!ということで、今月も実験開始!

必要な道具

・クッキー型(今回は3Dプリンタでクッキー型を出力してみます!)
・はかり
・ボウル
・ヘラ
・泡立て器
・麺棒
・クッキングシート
・ラップ

クッキー生地の材料

・薄力粉
・バター
・砂糖
・卵
・お好みでココアパウダーやアラザン、デコペンなど

材料費

¥2,000 程度

かかった時間

制作時間:3時間程度(3Dプリンタ用のデータ設計〜出力時間含む)

\ドキドキ!ワクワク!実験スタート/

1.つくりたいクッキー型を設計する ※インターネットで探してみると無料のデータがたくさん見つかりました!

2.データを3Dプリンタで出力する

3.クッキーの生地をつくる

4.クッキー型で生地を抜く

5.型抜きしたクッキー生地をオーブンで焼く

6.美味しそうに色づいて、焼き上がりはこんなかんじに!

7.クリスマス気分を味わいながら、みんなでいただきましょう

「こうしてみたい」というアイデアがあればきっと大丈夫!

今回はインターネットからクッキー型用のデータを拾ったこともあり、簡単な工程でクッキー型をつくることができました。実際にクッキーの生地をつくって型押しや型抜きしてみると、型離れもよく期待通り?というか、思っていた以上の仕上がりになったような気がします。

そもそもクッキー型って自分でつくれるのかな?というところからのスタートだったので、3Dプリンタってこんなこともできちゃうんだ!という驚きがあり目からウロコの体験になりました。暮らしに役立つとても実用的な機械なんだ、ということを再認識できたので、次なるチャレンジに向けてワクワクしています。

はじめよう!DIYのある暮らし

DIYに興味はあるけど、なかなか始めるきっかけが無かったり
なんだか難しそう、なんてちょっと気後れしちゃうことがありませんか?

時間がかかっても、間違えても、上手じゃなくてもOK!
完璧なんて必要ありません。プロセスを楽しんじゃいましょう。

手間がかかるかもしれないけど、
ほんのちょっとだけでも身の回りのものを自分でつくることができれば、
生きるチカラになり、きっと暮らしを豊かにしてくれるはず!

西千葉工作室は、ものづくりのためのスペースと道具をシェアするまちの工作室。

ムクムクとアイデアが湧き出したら、ぜひ西千葉工作室を活用しに来てください。ものづくりが根ざした暮らしはきっともっと創造的で、可能性に満ちていると私たちは信じています。

このイベントに関わったスタッフ

宮﨑 千里

ものづくり全般に興味があるが、とくに木工が好き。店先で木と戦っている人がいたら私かもしれません。始めは抵抗のある木工機材の操作のサポートや、作り方のご相談など、お気軽にどうぞ。

牧野 博美

進学や仕事はものづくりとは無縁の体育会系だが、本やインターネットを活用して独学で洋裁を継続。日頃から自分で作った服や小物を着用しています。独学ならではの視点でミシンを使ったものづくりの楽しさをお伝えするのが得意。